おふとんの日常

blue-pink-sky’s diary

大阪遠征こぼれ話

こんばんは(おはようございます)。以前書いた大阪遠征の旅行記では載せられなかったお気に入りの写真でも載せてぐだぐだ書く記事でも書こうかなと思います。

 

本編はこちら↓

blue-pink-sky.hatenablog.com

 

ちなみにローカル線への遠征だと本数の少なさゆえに記録枚数も少なく記事に載せる写真を厳選したりどれを載せようか困ったりすることもなかなかないのですが、大都会大阪では大変多くの写真を記録できたので(現像済みのものだけで約100枚)紹介できる写真を絞らなければいけませんでした。しかもブログには気に入った写真というか話の筋が通るような写真を選んでいるので、気に入ってもお蔵入りすることが結構あります(もちろんFlickrには上げているのでそっちを見てくださってる方の目には入っているわけですが)。なので今回はそういうのを全部無視して載せたい写真を載せようと思います。

 

(今回も長いので以下切り離し)

 

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<南海6200系6515編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

高野線と言えば6000系、30000系、2000系なんかの人気が高く、せいぜい6300系までくらいしか注目されません。しかしよく見ると実は結構形式が豊富な路線。

6000系、6300系、6200系、6200系50番台、2000系、2300系、8300系、2200系、2230系、30000系、31000系、11000系、12000系が自社車両、そして泉北からの乗り入れ車両として3000系、5000系、7000系、7020系、9300系と合計で18形式。こんなにいるにも関わらずみんなだいたい6000系にしか興味なさそう。一部のコアなマニアの方々はもう少しマニアックな形式を推してる方もいますが、やっぱり6000系顔が人気なのかなと。かく言う僕もあの顔は大好きなのですが、個人的には6300系より武骨な6200系の方が好きかなという印象。特に上の写真の形態はカッコいいですね。ちなみに高野線は普通でも急行灯が点灯する仕様。たぶん複々線区間の通過駅の影響なんですかね。

 

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<南海6200系6501編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

さて上の写真の形態なんて言ったからには他の形態がもちろん存在しているわけで。まずさっきの1枚目の写真と同形態のがこちら。あちらは写真としてお気に入りなので上げましたが形態差を見るにはなんば寄り先頭車を見なければいけないのでこちらには逆向きの写真をば。6両編成かつスカートがなく幌がついてるやつ。

 

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<南海6200系6517編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

こちらは6両でスカートもありませんが幌が撤去されています。幌はあってもなくてもではあるんですが、強いて選べと言われたらない方がカッコいいかなと。たぶん大衆の意見は逆なんだろうなあ。

 

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<南海6200系6507編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

そしてこちらが形態3。4両で幌があり、スカートがついているパターン。実のところ、6200系の4両は更新工事が施工済みでその際にスカートがついたが6両は40歳を超えても未だに更新されていなくスカートがついてない、という感じ。幌は6両の一部分にて撤去がされている様子。高野線は4両、6両、8両の運用があり8両の必要数がある程度限られているから6両の幌は全部は必要ないという判断なんでしょうか。全く同じ顔なはずなのにこういう形態差があるとだいぶ印象が違って不思議ですね。

 

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<泉北高速鉄道7000系7509編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

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<泉北高速鉄道7020系7525編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

こっちは泉北の7000系列。7000系(上:1996年デビュー)に対して3000系初期車置き換えのために製造されたマイナーチェンジの7020系(下:2007年デビュー)。一応機能面等がある程度統一されているため共通運用を組めますが、見た目は結構違います。前照灯と貫通扉が違うため似たようなデザインを持ちつつ大分7020系の方がいかつく見えます。ちなみに幼き頃の僕は7000系の顔が好きだった記憶があります。今は7020系の方が好きですね。どう見ても貫通扉のサイズが違うのにどうやって併結するんやとずっと思ってたのですが、どうやら幌にアダプターがあってそれを噛ませているらしい。ちなみに泉北車は合理化の一環なのか2色帯(青と水色)を青の単色帯に変更する過渡期。2色帯の水色がすごくきれいで好きだったのでこの変更は悲しいですね。まあこうやって異色併結が見られるのも今だけ。いい記録になりました。

 

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<京阪2600系30番台2631編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

曇りでもカッコいい京阪2630。同じ撮影地で晴れカットもあるのですが気に入っているので敢えてこちらをチョイス。

 

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<近鉄1259系1263編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

パッとしない写真ですが一応掲載。この顔の(VVVF車の)連中は最近B更新と呼ばれる更新工事を受けて魔改造されている様子。でも新車を20年くらい作らなかった近鉄のことだからきっと全然終わってないのだろうと思っていたら今回鶴橋の駅にいる間に10本くらい見かけました。それだけ切羽詰まっているということなのかなんなのか。でも思えば更新工事をしても旧型は消えませんしむしろ予備車の関係とかで必要数は増加するだけなので本気度は8A系が登場してから分かるということですか。ちなみにこやつは1990年代中頃のデビューっぽいのでだいたい30歳前後ということになります。この顔でまだ30歳というか、それより90年代中旬から数えてもう30年も経過しているということに驚きを隠せません。

 

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<近鉄22000系 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

後ろにビスタEXを繋いだ汎用特急の代表格、22000系。僕が小さい頃はまだAce(22600系)が存在しておらず、また当時の僕が無知だったことでACEは花形特急の対極に存在する小田急のEXEみたいなもんだと認識され大嫌いな形式でした(サニーカーやスナックカーも汎用特急です)。大人になるにつれ割とカッコいいなと思えるようになり被写体と見なし始めた矢先、新塗装が発表されゴミカスへとなり下がってしまいました。でもまだACEやAceは許せなくもない(それでも許しませんが)ですが、僕らのビスタEXはどこに行ってしまったのでしょうか。Aceのデザインに沿った塗装パターンを全くその形をしていない車両に塗ったらどうなるか考えなかったのでしょうか。近鉄上層部にはきっとセンスがありません。もしかしたら目がついてないのかもしれません。それか、花形特急の方は外さずにちゃんとカッコいいことから汎用特急のイメージを下げてデラックスシートなどにお金を落としてもらう算段なのでしょうか。僕が電車の趣味を始めてから数えきれないほどの塗装変更やデザイン変更、イメージカラーの刷新などを見てきました。その多くはだいたい3から5年経てば慣れて「ああまあ順光で撮れば悪くないか」と思えるくらいには馴染みます。新車だってそうです。プレスの段階では近未来のオーパーツすぎて地球外生命体のように感じられる車両だって今になれば普通に見慣れて誰も文句を言うことはありません。でもこいつはなんだ。ゴミ。カス。ブス。気色悪い。顔色悪い。健康に悪そう。走る公害。汚物。許せません。あの上品なオレンジと紺をやめて意味の分からない顔色の悪そうなカラーリングにした意味が分かりません。本当に今すぐ元の色に戻してほしい。ビスタEXが引退までこの色だったら僕は絶望して二度と近鉄には乗りません(たぶん乗るけど)。

 

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<阪急1000系1019編成 8000系8040編成 Nikon Z7+FTZ+AF-S70-200mmF/2.8E FL ED VR>

 

さて僕がどれくらい近鉄特急の新塗装(と言ってもプレスが出たのが2015年とからしいのでもう実は10年近く前のことらしいです)が嫌いか分かっていただけたところで阪急の副産物をば。神戸線宝塚線の並走です。でかい急行幕、いやはやカッコいいですね。一番馴染みのある神戸線では日中特急と普通しか走っていないのでそれ以外の種別はなんだか新鮮に見えます。ちなみに阪急には有名な3線同時発車というものがありますが、今回それを久しぶりに見ることができました。十三から梅田の区間は線路が6本通っていますがダイヤのパターン的にどうやら並走しやすい様子。電車が接近するとそこら中の線路に電車がやってくる、みたいなことがたくさんありました。中には9000系が3本並走してきたり、ヘッドマーク付きの編成が3本やってきたりといったこともありました。阪急と言えば鉄ちゃんに人気の会社として有名ですが(西の阪急東の京急と言った感じか)、僕は正直阪急より京阪とか山陽の方がおもろいやんけ!とずっと思っていました。特に阪急のマルーン神話はそこら中で語られますが、実際見てみると阪急車は意外と光沢を失っている車両も多くそれなら京阪とかの方が車両ピカピカじゃんって思っています。でもそういうの関係なしに、ご自慢のフルマルーンを引っ提げて3本の列車が迫ってくるのを見せられると、確かにこれは圧倒されるなあと今回感じました。阪急は関西私鉄あるあるですが関東ではあまりないパンタ処理が面倒(前パンとそうじゃないやつが1対1くらいの比で来る、パンタ位置もたまに違うやつが来る)でなのと撮影地があんまりないので撮影機会に恵まれないのですが、条件が揃えば撮りたい路線ではあるのでいつかのんびり訪問してみたいものです。

 

 

 

さて思ったより文字を書いてしまいましたが(いつものこと)、遠征のこぼれ話はこんな感じです。まだまだ写真はたくさんあるので、暇なときに単発の文章少なめ写真はっつけてバーンみたいな記事にするかもしれません。

近況なんかを書いてもいいのですが、ここ数か月?半年?くらいずっとメンタルの不調が続いておりあんまり何も上手くいっていないのでお知らせすることがないというか、するだけ読んでる人が悲しくなるようなことしかないのでここでは自粛しておきます。もしかして気が向いたらなんか書くかもしれませんが。

 

そうそう、4か月くらいブログをサボっている間にもなぜか順調に訪問者は増え続け7000アクセスを超えています。ありがたい限りですね。はてなスター(?)をくださってる方々には特に感謝ですね。いつも既読感覚で付けていただけてモチベになっています。逆に購読してる他のブログの皆様方の記事を全然全くと言っていいほど読めておらず申し訳ない限り。自分のことで精一杯で人のありったけの熱量をぶつけた文章を読めるだけの気力が残ってないのです。いつか元気になったら読みたいと思ってはいます。

あと気が向いたら(何回目)カメラ系のレビューも書きたいなとは思ってます。新しいレンズを導入したのでそれ関連や、Z6IIIなんかも出たところですし今更愛機Z7への愛を語る記事なんかもいいなあとか思ったり。もっともやることが山のように積み重なっているのでそこまで出来るのか知りませんが。今もこの記事を書いているのは一種の現実逃避でしかないですし、おすし。

 

さてさてこの辺にしておきましょう。ブログモチベはそこそこ高いのでまた現実逃避がてらキーボードを叩くかもしれません。不定期すぎる更新ですが何卒。。それでは今日もご覧いただきありがとうございました。また是非。