おふとんの日常

blue-pink-sky’s diary

ストレス

誰かと相性が悪いと思ったことはないだろうか。

 

そりゃ人間生きていれば相性の悪いような人と出会うことの一度や二度くらいあるだろう。でもそれが積み重なって経験からなる先入観やバイアスになってしまったとき、本当にどうしようもなくなってしまうのである。

 

最近大学のカリキュラムの一環で研究室に配属されたのだが、どうにも人間関係が上手くいかない。否、上手くいっていないわけではないので正確に言えば「上手くいっていない気がする」であろう。

 

僕は大学に入った頃からあまり上司というものが得意ではないらしいということに気付いた。バイト先の上司とは口論になったし、先輩の前では恐縮してしまい可愛くない後輩だったし、大学の先生とはトラブルを起こしたし、運転免許を取りに行ったときは教習車の中で口論になったこともあった。一言で表すなら社会不適合だと思う。

 

こうした諸々の積み重ねで目上の人がどうも苦手になってしまったらしい。特に理系の研究室は学問の道、みたいな人が多く感情が読みにくい。しかも僕は他人の感情の動きに非常に敏感であり、ちょっとした瞬間に不快そうな顔をされると気が付いてしまう。だからただでさえ目上の人が得意じゃないのにそこに加え何かをしてしまったときの相手の反応を見るだけでとてつもない罪悪感に苛まれるのである。

 

これはちょっと余談なのだが、どうやら僕は他人の心情を読み取るのが他の人より少しばかり得意らしい。話をしていて相手が一瞬でも不快そうな顔をしたらその話題はすぐに避けるし、会ったや話している最中に相手がどの程度疲れているか・元気かが分かる。こんなことが特技らしい。そのせいで後輩に怖いとか言われてるとか言われてないとか。

 

ともあれ、僕は研究室に配属された直後のこと、不運にも体調を崩して2週間ほど研究室を欠席したのであるがその後くらいから僕の監督をしてくださっている先生や先輩の視線が気になるようになった。少しずつ気まずさを覚えつつも毎日登校していたのだが、徐々に朝起きるのが辛くなり、登校時間を5分ほど遅らせることで気を紛らわしていた(何のこと?って感じかもしれないが「まあ5分遅れても行かないよりマシだし頑張って行こう」という思考で多少しんどくても登校できるのである)。しかしそんなこんなしているとある日先生からきちんと定時に登校するよう注意を食らってしまった。これは世間一般的に考えるなら超当たり前のことを指摘されただけで何もおかしなことはないのだが、社会不適合には結構堪えるのである。

この一連の流れは実は沢山の不運と選択ミスによって成り立っている。まず最初の欠席が親友からヘルプが飛んできてそっちを優先してズル休みをしたこと(別に一つも後悔はしてないけどこれでリズムを崩したのは本当)。そしてズル休みをしたら本当に体調を崩したこと。体調が治った後も別の親友が心配で夜中の空いてる時間をそっちに費やしたこと(これも後悔はないが日中は研究室+部活動で疲れ切っていたところに睡眠不足が足されたので余計に朝起きるのが物理的にしんどくなった)。そして僕の担当の先生や先輩が偶然にもその人たちだったこと(同じ研究室に通う友人は別の部屋配属であり、そっちなら登校時間が多少遅くても怒られることはなかっただろうし先生も先輩も別の人だっただろう)。そして最後に僕の頑張るモチベが切れつつあること(他人にしか頑張るための目的を見出せないのでその理由が見えなくなるとガス欠を起こしがち)。

 

で、結局どうなったかというと絶賛しばらくのお休み中である。そんなに長い期間あるわけでもない研究室配属だというのに折角の機会を無駄にして毎日家でグダグダ過ごす日々が続いている。

普通にブログを執筆するくらい元気なはずなのだがどうしても研究室には足が向かないのだ。人間関係に敏感な僕にとって配属先の人間との相性が微妙に感じられるのは結構な致命傷。じゃあかといって今から先生を変えてほしいとか期間を延ばしてゆっくりやらせてほしいとかそんなことを言えるかと言われるとそんなわけもなく。

でも経験上こういうときに何もしないのはダメだと分かっているので部屋を片付けたり生活の立て直しを図るために自炊をしてみたりしているのだが。

 

たぶんこの記事を読む人の95%は僕が何を言っているのか理解できないだろう。普通の人には理解できない話だと思う。でもたぶん世の中には僕みたいな人がほんの少しいて、たぶんそういう人たちはほんの少し他の人より生きづらい毎日を送っている。社会生活から取り残されてしまうような人たちは何も別に自らそういう道を選択しているのではなくそれしか選べないからその道を選んでいる。

 

にしても、どうしたものかなあ。週明け火曜日から登校するつもりだったのだが本当に気が進まない。研究室のことを考えると体が拒否反応を示す。楽しいことだけやって生きていきたいなあ。どれもこれも、きっとコロナがなかったらこうはならなかったと思うのだが。