おふとんの日常

blue-pink-sky’s diary

青が似合う季節に赤を撮ろう

夏になると赤い電車を撮りたくなる習性でもあるんだろうか、ブログにはまだ書いてないものも結構あるけど赤い京急、赤い東上線、赤いロマンスカーミュージアム、赤い東横線、赤い東京モノレール、赤いGSE、赤いつがる、そして赤い小田急1000形

 

小田急も京王も西武も比較的色んな形式がバランスよくいるイメージの路線だったのに西武は9000やら2000が淘汰されてきてそうでもなくなり、小田急も1000が消えてきてそうでもなくなった気がする。最盛期(というか更新が始まる前)には4連×19本、6連×6本、8連×1本、10連×4本とワイドドアを除いても160両いたはずの1000形も更新と急に始まった廃車のせいであと10両。にわかには信じがたいけどほんとに10両しかいないらしい。確かにたまに小田急を撮るともはや3000形が来ると喜ぶレベル、5000形増えすぎ。世も末だなあと思いつつ、さすがに赤い1000形の写真がないのは困るなあと思って友人に声をかけると「行く!」と。

 

まずは一人で別日に前哨戦。

 

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<Nikon Z7+FTZ+AF-S 70-200mm F/2.8E FL ED VR 小田急1000形1058×4>

 

箱根運用は平日土休日ともに111から114運用の4運用、111運用で海老名から出庫して114運用で海老名に戻る運用になっている。入庫は朝で出庫は夜遅く。なので頑張れば3編成でも一応運用が回るようになっている(なおここら辺の話は前回ダイヤ改正で変更が加えられたところなのでこれは最近の話です)。現在箱根の山は未更新で赤の1058、更新の1063,64,65の4編成がぐるぐるして回っている。4編成で一応運用的に毎回定期で海老名に返されるのってちょっと面白い。別にキャパ的には足柄とか使えば(足柄が夜空いてるのかは知らん)小田原~箱根だけで完結させられそうなのに。予備車とか故障対応とかそういうことなんだろうかね。別に編成固定してるならなんでもよくねえか。

で、それで114運用の中でも平日114運用は早朝に箱根路を少し走った後に新松田行き各停になって新松田から海老名行き回送になる。ちなみに休日は普通に小田原から回送になる。つまり(そもそも元々は新松田までの各停は普通にあったわけですが...なんなら一回前の改正までは夜入庫で本厚木まで営業してたんですが)現状唯一の小田原以東で営業を撮れる区間が小田原~新松田なわけ。

せっかくなので平日早朝頑張って早起きして撮ってきたわけですが、なかなか良い。カッコいいし末端はほとんど誰もいなくて平和。この撮影地を選んだ理由は単純に小田急っぽいから。あと構図がいい。被りも少しだけヒヤヒヤしたけど無事に回避。

 

そして友人と一緒に箱根入りした日のこと。

 

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<Nikon Z7+FTZ+AF-S 70-200mm F/2.8E FL ED VR 小田急1000形1058×4>

 

1発目。実は順光を待っている間に怪しげな雲が。本番1本前のMSEはヌルくなりもう絶望的。そんな中奥から赤い1000が。すると急にサーーーーーーーッと雲が退き全開露出に。これ構図的に写ってませんが背景の小田原の町並みはドン曇り。晴れ男万歳。ここは夏の方が背景的に映える。デハ1150側の顔は近頃はめっきり見る機会がなかったので懐かしい気分になった。

 

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<Nikon Z7+Z50mm F1.8S 小田急1000形1058×4>

 

お次は風祭。有名な縦アンはこの背景の踏切ですね。特に書くこともないけどここは上りも下りも撮れるし駅から至近なのでとても優秀。冬になったら脚立でも持参してGSE撮ろうかな。ちなみに踏切と書きましたが危ないんじゃね?って僕も思ってたけど今回視察してみたら結構安全そうな撮影地でした。

 

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<Nikon Z7+Z50mm F1.8S 小田急1000形1058×4>

 

次はここ。ちなみにここまでやってくる間に撮影地が分からなかったり草で潰れていたりで散々グダグダしてます、友人ごめん。背景の緑、青空、赤い電車。どう考えてもここは赤1000が一番似合う。そして到着前に幕回ししてくれてたおかげで小田原幕をゲット。

 

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<Nikon Z7+Z50mm F1.8S 小田急1000形1058×4>

 

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<Nikon Z7+Z50mm F1.8S 小田急1000形1058×4>

 

川辺に下りてこんなカットも。よく晴れたこの日だからこそのカット。これがこいつにとって最後の夏になるんだな...。

 

この日はこれ以降は箱根の山に登って箱根登山線に転戦したのですが、まあそれは個人的にあんまり納得いっていないので機会があれば出しましょう。この日、結局日没まで完璧な晴れ。僕とこの友人の組み合わせはいつも晴れ、最強タッグかもしれん。

 

ここから先は余談。

 

余談1.後日の話

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<Nikon Z7+FTZ+AF-S 70-200mm F/2.8E FL ED VR 小田急1000形1058×4>

 

114運用の回送、まだ回送幕で撮ってねえよなぁ!ということで休日出勤して伊勢原で一枚。露出ある曇りという一番僕の好きな条件で撮れたので満足。それにしても混雑を避けているからかご一緒する撮り鉄の方がみんな平和。この記事一枚目のところでは先客に高校生くらいの子が。僕のカメラを見たのか分かりませんが向こうが先客でしかもしゃがんでくれてたので絶対に邪魔になんてならないのに「ここ大丈夫ですか??」と聞いてくれる。そういう配慮うれしいよね。ここでは動画も撮られる方が直前で到着。僕の前の位置に入ったんですがしっかりこちらにも配慮していただいたので僕は難なく撮影。昨今しょうもない撮り鉄が取り上げられがちですが多くの撮り鉄はやっぱり心ある人が多いですね。特に私鉄は平和なことが多い。こういうちょっとしたネタを撮るときはあまりにも有名なところを避けるのも大きいですね。こういう時に僕の趣味日本全国撮影地リサーチが役に立ちますね。

 

 

余談2.1251×6の話

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<Nikon Z7+FTZ+TC-20E III+AF-S 70-200mm F/2.8E FL ED VR 小田急1000形1251×6>

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<Nikon Z7+FTZ+AF-S 70-200mm F/2.8E FL ED VR 小田急1000形1251×6>

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<Nikon Z7+FTZ+AF-S 70-200mm F/2.8E FL ED VR 小田急1000形1251×6>

 

1058ともう1編成残ってる1000形、1251編成。こちらもまあ撮れるなら撮るかということでウロウロ。ダイヤ改正前の記録ならあるけど急行が分離され町田行急行が大量に存在するようになってからの記録は皆無。天気が微妙でも記録はあるに越したことはない。こんなのでも撮り鉄が他にもいたのでビックリ。まあ休日だったのはあると思いますが。1000形やら未更新のEXEが記録対象になっちゃったという事実。時代は変化しますね。西武から黄色の電車が少しずつ消え、小田急は3000と5000だらけになり、東急から8500が消え、京成には10年前から3000形しかいなくて東武はいつ見てもボロばっか。いつになっても撮り鉄はだいたい昔は......って語るんだろうから今をたくさん記録しておくに越したことはない。実は少ししたら遠征に行って記録してくるのでそれもお楽しみに。

 

さて、1mmもまとまりがない記事でしたが絶滅危惧種赤1000の記録に出かけてきた話でした。1251はもう会うことはないかなあ、いままでありがとう。

免許合宿で得られるもの

こんばんは。私は今紫の701系に揺られながら北上駅にいます。

北上駅ってどこ・・・??一応新幹線の停まる駅らしいんですが知りませんでした。

 

さて、なんで私がこんなところにいるかというと7月末から暇なのをいいことに秋田県大館市に免許を取りに行っていたからです。合宿免許というやつですね。今日普通車MTで卒業検定に合格し無事帰路についたというわけです。

 

今日の記事はそんな僕が合宿免許に行って思ったことを綴るだけ。ただの感想文ですのでいつも通り興味のない方はスルーしてもろて。

 

 

そもそもなんで今合宿免許なのかというと簡単な話、周りはもうみんな1年生の頃なんかに免許取ってしまっており、残された僕と友人1人で「そろそろ取らんと一生取れなくね??」って話して夏に行くことにしたからです。なぜ大館か。それは怠惰で調べるのが遅すぎて空いてるところがそんなになかったからです。まあこれを書いたからと言って個人が特定されることもないでしょうし、仮にされたからと言って別に困ることはないので書いておくと僕が通ったのは秋田北部自動車学校さんでした。

 

www.akita-hokubu.com

 

別に僕は自動車学校から宣伝しろって言われたとかお金をもらってるとかではないです。はい。

 

という感じで初めての秋田県デビューをしたわけですが、普通車MTは合宿だと(最短)16日、1段階と呼ばれる基本的な道路通行のお作法を学んで教習所内をぐるぐる走る段階をやってその後は2段階という少し発展的な内容の座学といよいよ仮免許を持って路上を走り回る段階から成り立っています。1段階と2段階の間には仮免検定というのがあり、この検定(座学の○✕クイズと場内の走行試験から成ります)を受からないと先に進むことができません。2段階の終わりは卒業検定があり、こっちは路上走行の試験(と場内の方向変換縦列駐車)しかありません。代わりに最後地元自治体の免許センターで免許を取得する際に座学の試験があります。

 

16日間、毎日平均で座学2コマ、技能教習(実際に車を走らせるやつ)が2~3コマ、空いた時間に適当に効果測定と呼ばれる学科試験の模擬試験を受けるという生活をしました。朝は遅いと昼前始まりの日も少しはありましたが基本的に8時~10時スタート、そもそも始まりが遅くてもホテルの朝食が8時30までだったので8時には起床。終わりは早い日だと12時~15時終わり、遅い日だと20時終わりの日も何日かありました。お風呂は毎日僕は部屋のシャワーで済ませていたのでサクッと済みました。ホテルに戻る頃にはだいたい毎日疲労困憊。16日間で一番遅くまで起きていた日が1時まで起きていた日。あとは0時半に寝た日が2日ありましたが他は遅くとも日付が変わる前には寝ていました。早い日なら21時半とか22時に寝た日もありましたね。

 

長々と何を言いたいのかというと、本当に規則正しい生活を過ごしたということです。16日間、すなわち半月も秋田で過ごしていたのです。その間にちゃんと8時には起きて朝食を毎日食べ、夕飯を19~21時の間に済ませ日付を跨ぐ前には寝る。こういう生活習慣がしっかり身につきました。何より技能、特に路上入ってからのは本当に疲れるんだ。寝不足で行ったら次の日の学科で眠くなり技能では下手をすれば事故に繋がります。本当に生活習慣には気をつけましたし、そもそも気をつけなくても疲れるのでちゃんとサイクルが出来上がりました。

 

春先からとても暇な1年を過ごし、毎日ダラダラ起きてダラダラYouTubeを見、ダラダラ眠くなったら寝る。こんな生活してたら全く疲れないからどんどん生活習慣がおかしくなります。1日が24時間じゃなくて36時間みたいな感じ。でもそれで生産性がある生活ならまだいいかもしれませんが生産性は皆無。特にやることもやりたいこともなく、勉強などしたくもなく、生活リズムがひっくり返ってると夜はなんだか悪いことをしている気分になって中途半端に何も手に付きません。気づいたらかれこれ年度が変わってから4ヶ月と半分が過ぎていました。

 

今回合宿免許に行き、試験に落ちたくないし先生に怒られたくないし車の運転ができるようになりたいから一生懸命授業を受け、技能で怒られたり注意されたところはしっかりと次回までに改善をし、精一杯自分なりに努力をしました。同じ時期に教習を受けに来ていたすべての人の中で一番真面目に学んだ自信があります。でも終わってみてなぜ自分がそこまで一生懸命だったのかを振り返ってみると、もちろん前述の理由はありましたが途中からはむしろ、勉強が楽しいから、知らないことを知るのが面白いから勉強をしていたように感じるのです。新しく何か技能を身につける体験というのは実は大学生にもなるとあんまり多くありません。もちろんそういうのが好きで進んで学ぶ人もいますが(資格集めが趣味の人など)、大半の人はどんどん保守的になり、今現在自分の知ってること、出来ることの中で生きようとします。新しいことを学ぶにしても自分が今できること、知ってることの延長線上に学問を広げるでしょう。専門を専攻する大学なんてまさにこれではないでしょうか。今回自動車の運転についてのあれこれを学び、小学生や中学生で新しい分野を学んで目をキラキラさせていた頃を思い出しました。もちろん今回の学びには土台として親の33万円があるのですが、もちろん感謝はしつつでも最大限投資は回収できたのではないかなと思いました。

 

もう一つ。

今回の旅は人生で2番目に長い期間に渡るものだったんですが、当然それだけの期間ホテルに滞在し教習所に通っていれば色んな人と知り合うわけです。教習で一緒になった同年代の人たち、教習所の事務の方々、先生方、乗ったタクシーの運転手さん、ホテルのフロントの方、ホテルの食堂のおばちゃん...。近頃はご時世もあって旅行に行くことがあってもなるべく内輪で完結させることを目標にやってきました。旅先で何かや誰かと出会うことを目的にするというか、誰かと旅に行くことを目的にしていた、という感じですね。でも今回本当に久しぶりに旅先で出会った方とゆっくりお話をする機会がありました。もちろん友達と楽しむことを目的とした旅もいいものですが、新たな出会いがある旅は少しそれだけで物事の見え方が変わります。例えば同じカレーライスを出されたとして、それが知っている人が出してくれたものか、どこの誰が作ったのか分からないものなのかで少し味が違ってくるような話です。

もちろんすべての教官が良かったとは言いません。自動車教習所なんて一定数は厳しいが過ぎたり、意地悪な先生がいるものです。それでも優しく、でも必要なところは厳しく教えてくれる先生に出会うと本当に心が温まります。この先生に習えてよかった、そう思えます。最後の最後の教習で、そういうお世話になった先生に偶然当たりましてね、最後に「お世話になりました」って頭を下げたら僕の肩をポンと叩いて「うん、頑張るんだぞ」と一言声をかけてくださいました。

 

正直言うと大館に到着して1日目、初日の初めての実車教習でMT車が全く思うように動かせず、ギアはガタガタするしブレーキはガックンガックンなるし間違えて左足でブレーキ踏むしもうめちゃくちゃでした。しかも教官が本当に怖い先生で、初日の技能1コマ目なのに怒鳴られまくって家に帰りたくなりました。初日からMT車をきちんと動かせる人はいないと思います。それから数日は厳しい先生に当たりがちで半泣きになるまで怒られたこともありました。もうわざと壁に向かって激突してやろうかと投げやりになったこともありました。だからこそ、最初は大館に、教習所に愛着がわくなんて思ってもいませんでした。でも昨日の夜、仲良くなった食堂のおばちゃんと「僕は今日で最後なんです」って話をしてそうして夕飯にすっごく美味しい、味の染みた、温かいきりたんぽ鍋が出てそれを食べているとき、すごく寂しい気持ちになりました。帰りたくないな、と思いました。楽しいことだけじゃなかったし、辛かったときもあったけど、大館で過ごした充実した16日間はここ2年くらいずっと心身共に不調で何かが噛み合わない日々を過ごしてきた僕にとって救世主のような存在でありずっと忘れない大切な思い出になりました。

 

そうこうしているうちに大雨の影響で徐行して遅延していた電車も終点一ノ関に着いて僕は今日のお宿に入りました。僕の長い長い旅も長い目で見れば終点に近づいています。でももう少しだけ、もうほんの少しだけ悪あがきをして土産話を作りがてら逃避行をしてから帰ろうと思います。家に帰って何十万も払ってくれた両親に僕はこの旅行でたくさんのものを手に入れて楽しかったよって全力で伝えるために。

 

明日は中尊寺を見学してきます。おやすみなさい。

手抜きの写真ベタベタ回 その1

おはこんばんちは(死語)。今日は手抜きの写真を貼るだけの記事をね、書いていこうかなと思います。

 

なんの写真貼ろうか考えてとりあえずこれにしました。

 

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<京成3050形3055編成 Nikon D750+Sigma150-600mmC>

 

構図は悪くないけど光線が死んでてその代わり被写体だけレアという他の記事であまり使えなさそうな写真。いや3056編成じゃないんかい!というツッコミもあると思いますがまあそこはご愛敬。ついでにもう一枚。

 

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<京成3050形3055編成 Nikon D5300+AF-S DX 55-300mm>

 

青い時代の3055編成。2015年12月9日撮影。こんな写真が残ってることが一番の驚きでしたが意外と見直してみると使えないほどの写真じゃないらしく。もちろん構図はクソだし光線も面にしか当たってないしこんな写真今は出せませんが過去写真としてならまあアリでしょう。ていうか3055編成はアクセス線の青塗装だった時代にLEDに換装されてるんですね。個人的にはこの色別に好きではなかったのでまともに記録したことがありませんでした。まあもちろん今となっては後悔なんですが。

 

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<京成3050形3055編成 Nikon Z7+Tamron70-200mm F2.8VC>

 

さて時代は進み3100形が導入され玉突きで塗装はそのまま本線へ転用された3055編成。とは言ってもコアな京成鉄の皆さま以外には何も伝わらないのではないか。少し京成を知ってる方なら回送幕だし日中にあるアクセス線車の本線回送ではないかと思われるのではないか。しかしそちらとは違いこれはもう少し早い時間の本線車の回送なんですね。正直僕も言われないと分からないと思います。僕がこの写真を撮ったのが2021年11月。この頃にはもう3100形は確か出揃っており、これより早く転用された3052等の若番がそそくさと帯変更から転用されたのに対しこいつはしばらくこのまま運用入りをしていたので僕の予想はこいつは検査くらいまでこのまま走るのかなと。お金ないし。そういえばこのオレンジ塗装自体3100に合わせて登場したもので、3051編成なんかは青から直接本線帯に変更されてましたね。調べてみるとこの色の3050は2019年10月に登場したものらしく、3056編成はまあともかく3055編成を例にとるなら何だかんだ2年くらいこの色を纏っていたことになるらしいですね。

 

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<京成3050形3055編成 Nikon D750+Tamron70-200mm F2.8VC>

 

ちなみに話題は逸れますが07K(当時?)の本線回送がこちら。光線がいい時間に走ってくれるので助かりますね。

 

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<京成3050形3055編成 Nikon Z7+AF-S 85mm F/1.8G>

 

さて、3055編成がどうなったかというとこちら。上の回送の写真が2021年11月、こちらが2022年2月なので結局早々にアクセス帯での運用は消滅したことになります(21年12月に3055編成は帯変更されているようなのでオレンジで本線運用された期間はかなり短かったような気がします)。さすがに乗客案内上最低だったので大急ぎで戻したのでしょうか。これによって3000形8連は13本いたのに加えて現状3051~3055までの5編成が足され18本もいることになります。というか逆に3000形6連って29本もいるんですね、どう考えても6連そんなにいらないと思うんですが...。ちなみに3700の8連がたぶん10本(?)、3400が3本なので8連の運用を撮ると3000形が来る確率は約58%。体感80%くらいあるんですが単純な確率はこんなもんらしいです。もちろん平日は入庫運用とか直通運用とかが絡むので京成線内で見る本数は単純な確率ではないんですけどね。

お前京成の記事好きだなと思ったそこのあなた、単純に2021年度冬シーズンに京成を腐るほど撮ったのでストックがたくさんあるだけなんですね。あと今ちょっと興味が湧いてるので記事も書きやすい、と。でも(これは結構私鉄各社全部そうなんでしょうが)京成もあと5年くらいのうちに何か大きな変化が起きるような予感が(以前の記事にも書きましたし)しているので記録しておくに越したことはないかなと。3000が多すぎるだけで3000ですら京成車はカッコいいですしね。さあ、3本の3400、微妙に残って且つターボという厄介なものが残った3600、微妙に消しにくい3500、数はまとまっているけど地味な形態差がある3700、これからこいつらはどうなるんでしょうね...。

 

読みやすい記事とか言って結局2000文字。文字書くの楽しい!!!以上!!!ご覧いただきありがとうございました!!

シン・ヤサイ

こんばんは。なんと素晴らしい更新頻度。暇というかやらなきゃいけないこととかやりたいことがあってもどうしてもやる気が出ないので逃避がてら文章を書く。

 

ということで今日のお話は電車のお話。

皆さんはその昔京急に乗り入れていたボロがたくさんいた時代を覚えているだろうか。まあ時代によっては京急にもかなりボロがいましたけども。冬光線の糀谷でのんびりしていると来るのは5300、7300、9100、3400、2000、1500、そして9000に7260。傍から見たら何を数字を羅列してるんだという感じでしょうが4直系統に少しでも明るい方ならイメージがつくはず。かく言う僕はその昔とても拙い写真を撮った覚えがあります。

京成赤電の生き残り、3300のリース車の7260形、そして千葉ニュータウン鉄道のボロ9000形。4直の面白いところは電車がボロくなってもいつまでも優等で爆走させるところ。京急本線は普通は4両とかで普通に走ってくるので8両で乗り入れてくる4直系統の車は必然的に優等に入ることになるわけです。

京成本線の3300形はリース車の7260形より一足早く引退した上、最後まで残っていたのは4両編成だけで基本的に千葉線に籠りっきり。北総7260形で画像検索すればいくらでもエアポート急行快特で走り回る姿が見られます。個人的には青帯好きなので7260形はとてもカッコいいと思いますし、だからわざわざ撮りに行ったわけです。

 

と、話題になる7260形とは正反対にクソ地味な存在だったのが北総(千葉NT)9000形。通称野菜。外板のみステンレスのスキンステンレス構造に黄緑と赤の帯、その見た目から野菜という愛称がついていました。ただ2編成もいたにも関わらずその存在は非常に地味、積極的に撮りに行く人など4直系統のオタクくらいだったのではないだろうか。野菜君は2017年に引退。今となってはあまり覚えている人もいなさそう。

 

...と思ったら数か月前、4直に野菜が復活したらしい。

 

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<芝山鉄道3500形3540編成 Nikon Z7+Tamron 70-200mm F2.8VC>

 

緑がだいぶ濃くなったけど。

 

ということで京成から芝山にリースされている3500形4両編成が今さら塗り替えられた。なぜ今さら?という疑問は大きいが何やら記念と重なったからこの塗装にしたらしい。昔は8連の3600形が緑色に塗られて走っていたんですがまあどう考えても末端成田の芝山鉄道に8連のリース車は不必要なので4連の3500形に置き換えられた、という経緯を持っています。3600形のSR車はデザイン的に赤帯が太かったのに対し、3500形は緑帯が太くなっているために随分雰囲気が変わりました。3600形のSR車はエース車っぽい風格を持っていましたが(個人的感想)、3500形は田舎の電車感があってそれはそれでなかなか良き。

 

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<芝山鉄道3500形3540編成 Nikon Z7+Z50mm F/1.8S>

 

側面さよならだとかはともかく新緑の季節感出て、天井がピカピカなのもよくわかるので結構気に入ってます。というかZ50/1.8Sの描写がいい。

3500形4連は現在成田末端区間または柴又の金町線運用しかないので基本的にそこをグルグルするだけ。撮影地もあんまりないしなんなら5月とかに塗装変更されたので思いっきり夏。足回りと屋根周りがピカピカのうちに記録出来たことが大きなポイントでした。

さて、京成にはまだ3500形がたくさん、3400形が3本、3600形が2本というボロたちがたくさん残っていますがどいつもこいつも(アンテナ的な意味で)延命しそう。3100の投入もストップしましたし、残されている3056編成もいる。さぁコロナ禍の経営でお金があるわけでもないし、どうするんでしょうねこいつら。雰囲気的には3400が便利だからそれを残して3600を消して、新車を入れた暁には3700を6連改造して押し出しとかでしょうか。でもそれにしても3400もそんなにはもたないだろうし(なんたって未だに第1線張って走り回ってるので足の劣化すごそう)、かといって積極的に消してるのは3600だし、3500消したくてもほんの少しだけ残っている(しかも金町とかはどうしても消せない)4連運用やフレキシブルな運用対処のために消しにくい。僕としてはもう全部2両編成の新車を作って2+2+2+2で京急に乗り入れるとかすれば全部同じ形式で対処できるのかなとか思いますけどね、ええ。嘘です。

 

まあ趣味的には現状はすごく面白いですね。せっかく暇だったので5月くらいの写真を消費できましたとさ。以上!

夏の思い出

春夏秋冬で好きなのはどの季節か。僕は秋か冬が好き。秋は涼しく花粉も飛ばず空は澄み食べ物はおいしい。冬はもっと涼しく(寒く)相変わらず食べ物はおいしいし布団は気持ちいいし綺麗に晴れる。

対して春は暑くなってきたと思ったら急に寒くなって服の管理が面倒だし花粉は飛ぶし空は綺麗に晴れないし写真映えしないし天気が悪い。夏は太陽が高くて写真には不向きだし暑すぎて焼けそうになるし汗をかくし服の洗濯が面倒だし食欲も減退する。肌が弱くて汗をかきたくない身としては春夏は大敵である。

 

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そもそも夏と言っても定義によりけりではある。気温は月単位でも日単位でも最も太陽が照る時間より若干遅れて最高気温を示すので一番暑いのは一般的に夏至から2か月遅れて8月。だから一般に夏というと梅雨が明けてから8か9月までが夏。でも今年みたいに梅雨が異常に早く終わったら夏は前倒しでやってくる。はたまた1年を4分割するなら夏は5~8月。でもともかく夏といって思い浮かぶ単語と言えば「海」「暑い」「太陽」入道雲」「西瓜」「花火」「扇風機」「蚊取り線香」「風鈴」などであることは大抵の日本人が共有するところだろう。

 

だからなにか。真逆の冬で同じことを考える。冬と言えば「寒い」「雪」「スキー」「鍋」「クリスマス」「お餅」「こたつ」とかだろうか。ここで気付くことは冬の単語は西洋と日本の文化が半々くらいなのに対して夏の単語は比較的(明治維新後の、ではあるが)日本古来のあれこれではなかろうか。

 

例えば絵を描くことを考えてほしい。自由に夏と冬の絵を描いてくださいと言われたら、夏の絵は縁側で西瓜を食べるシーンや大きな入道雲が広い空を散歩するのを背景に麦わら帽子をかぶった人が汗をかきながら自転車を押すシーンを描くのではなかろうか(画力は問わない、またまあ灼熱のアスファルトのビル街を描くようなちょっと捻くれた人も中にはいるだろうが)。逆に冬。僕なら家族で鍋をつつく絵やスキー場で雪が降る中友達と2人乗りリフトに乗りながらスキー板とストックをカンカンする絵を描くかなぁ。

 

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だからつまり、なにが言いたいかっていうと夏は嫌いだけれども、懐かしい思い出を思い出させたり子供心にかえることができるのは夏じゃないかと思うわけだ。先日所用あって江ノ島に行ったがむせ返るような暑さの中100円を入れて動かす双眼鏡を展望台で見かけて昔子供の頃親にお願いして双眼鏡を覗いたのを思い出した。

専門的(?)な話をすれば夏は太陽が高くて光線も強いので影が強く出てコントラストが高めに見えるので、それが頭の中の思い出の映像に引っかかるのかなって思う。

 

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僕は今しがない大学生だが世の中はここ数年で大きく変わり、大学内では気付けは先輩になり、部活では幹部をやり、物事に対する考え方も変わり、家族は増え、友達は減った。ここ数年で失ったものは数えきれない気がする。夏は嫌いだけど、外に出なきゃいけない用事があるときくらいは物事を直視して、たまには夏のノスタルジックな思い出に浸ろうかなと思う。

夏至も過ぎましたね

こんにちは。おふとんです。

前回の更新がたしか4月末、今は7月頭。もう7月に入りましたがクソ暑いですね、皆さまお元気でしょうか。ということで2月ぶりの更新になってしまいましたがぼちぼち書いていきましょう。

 

昨日、木曜日なので8時に起床して定番のあさポイを見たあと夕方から部活があるのでそれまでのんびりしてようと思ってTwitterを覗いていたら友人が何やら撮影に出そうな雰囲気。普段は冷房(我が家は27℃とかだと部屋が北極になるほど謎に冷房が効くので29℃で稼働しています、環境にいいね!!!)と遮光カーテンにくるまれてトドのような生活を送っている僕ですが、遮光カーテンをすこーしばかりちらっとめくって外を眺めると天気は晴れ。夏至過ぎたばかりでこの時期しか撮れない撮影地がたくさんあることを知っているので出撃することに。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Bxl7KTGA9q0

↑あさポイのアーカイブ。全人類ひよクロを推せ。

 

橙里セイのお昼配信を見届けてから支度をして外に出るとそこは灼熱。東京都心の13時台はやばい。上から容赦ない太陽、下からはアスファルトの熱気、極めつけは涼しいだろと言わんばかりに吹き付ける熱風ビル風。こんなん人間は丸焦げになってしまいますわ。こんな暑くても毎日出勤してお仕事をこなして社会を回してくださってる皆さんにBIG感謝。

 

https://www.youtube.com/watch?v=vxsuFFzP5YE

↑橙里セイランチ配信のアーカイブ。人生初マイルストーンチャットなるものを使った。

 

ガタガタ電車に揺られて途中高輪ゲートウェイでETGW聖地巡礼もしながら南下。そして向かった先は京急線

 

https://www.youtube.com/watch?v=pUyy999KTRA

↑ETGWの初出はここ。家入ポポは最高。

 

神奈川の海沿いまで南下すると東京都心とは比べ物にならない涼しさ(それでも暑いんですが)。撮影地の木陰で涼みながら来る電車を撮影。

 

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<京急1500形1577- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

新逗子が逗子・葉山に変更されてもう久しいですが新逗子はそのままでよかったのではないかなとつくづく思いますね。東神奈川とかはなんでむしろ駅名がJRと違うの??って感じだったのでまあどちらでも良かったとは思いますけどネ。まあともかく京急線内は急行灯点灯なのでとてもいいですね。急行灯こだわりはあんまりないんですが点けてくれるならそれに越したことはない。

 

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<京急600形6551-+6531- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

本線で撮ってて来ると外れ感のある600もいい光線で撮れば最高。個人的に600が2100や新1000(もう新1000って呼んでる人はもはやいなさそう)に劣るのは側面が600は美しくないからなんじゃないかなと思ったり。でもこの感じ、古の2000のふと帯時代の側面と似てると考えたら悪くないのかも。まあ光線良くて構図いいのでどんな被写体でもOKです!

 

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<京急1000形1057- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

本命。友人に引っ付いてっただけなので何が来るのか現地に着くまで知らず、言われてびっくり。エア急運用だったんですね。黄色には特急幕が似合うと思うんですがこれはこれで。しかも京急なんて普段撮ることないし、そもそもまともな撮影地をほとんど知りません。こいつもいつまで黄色いんでしょう。死ぬまで黄色のままでいそうまである。2133-は運用が本線の中で限られてるからまあともかく1057-は見かけると本当にいい気分になれますね。本当はこれで撤収しようと思ってたんですが光線がいいので居残りすることに。

 

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<京急1000形18911-+1809- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

さて、居残り1本目はなんと1890+1800のコンビ。車体構造の違い、塗装とラッピングの違いなどその特徴がよくわかる写真になって大満足です。1890より見た目は1800の方が好きなんですが、こいつはこいつでキモさがたまらないですね。そして京急車全般に言えることですが車体が綺麗なことなんのその。いや、たまらん。L/Cカーはだいたい運用が固定なんですね、友人に聞いて初めて知りました。いつもいろんな知識を教えてくれる友人に感謝。こいつは背の高い座席が側面窓から丸見えなのがとてもいい(モケットデザインがとても素敵)のでインカーブとかで引き気味で撮ったら良さそう。

 

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<京急1000形1001- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

居残り最後はこちら。トップナンバーで更新車の1001-。なにやらリニューアルのせいでほぼ固定運用化してるらしく非常にかわいそう。車体と制御機器の相性なんてあるんですね、鉄道のそういう事情には全くもって詳しくないのでこれまた初知りでした。新1000Al車の本当にカッコいいこと。小さい頃はこいつのプラレールがなぜか車輪黄色であんまり好きじゃなかったものですが今は大好きですね。側面の凹凸の無さ、大きく角がとがっている側面窓、美しいお顔。京急車は曇りだと色が出なくて死亡しますが晴れだと最高ですね。

 

夏なんて光線高いし暑いし撮影地ないし晴れないからクソだと思っていましたがなかなかいい撮影になりました。京急は本当に普段撮らないのでカット数稼げてよかったです。一応これ以外にも撮影したのですが、この日来た(撮れた)車両は

 

 600...1本(6551-+6531)

 新1000Al...3本(1001-,1049-,1057-)

 新1000銀...1本(1153-)

 新1000貼...1本(1177-)

 新1000塗...1本(1661-)

 新1000L/C...2本(18931-+1429-,18911-+1809-)

 1500...2本(1549-,1577-)

 

という感じ。現行車両4形式中3形式(しかも2100は逗子線では撮れないので結局網羅したことに)を網羅し、新1000の形態差(といっても足回りとか含めるとキリがないので新1000をAl、Al半更新、Al更新、銀、貼り、1800、塗、1890に分ける)を考慮してもそのほとんどを1回の撮影で記録出来ました。強いて言うなら1700が撮りたいかなと思ったのと、早い時間に撮ったのは出来が微妙なのでまあまあ、という感じ。まあともかく新1000のバリエーションの多いこと。銀ばっかりだったときより100倍面白くなりましたね。また機会を見つけて撮りに行きます。

 

一緒に撮影に行ってくれた友人、とてもありがとうございました。またどこでも撮りに行きましょうや。

 

 

 

以下一応載せるほどでもないやつら。まあどうしても気になったら写真をクリックすればFlickrに飛ぶのでそちらでも見てくださいや。

 

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<京急1000形1177- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

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<京急1000形1153- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

DSC_6833

<京急1000形1049- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

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<京急1000形18931-+1429- Nikon Z7+Tamron 70-200mmF2.8VC>

 

以上。ご覧いただきありがとうございました。

大浦るかこというVtuber【推しの記録】

こんばんは(というかおはようございますですかね、書き始めた今は朝の4時50分です)、おふとんです。

今日はいつも通りの雑記ですが、ガツンと趣味の話。

 

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以前の記事にもぽろぽろと感想が零れ落ちていましたが、私の今の一番の趣味はVtuberの推し事なんですね。とはいえ諸先輩方とは違って私はまだ推し事を始めて丁度1年程度の新参者。簡単に今までの経緯を書くと一年前にApexを触ってみたときに見始めたとあるストリーマーさんが大会でチームを組んでいたVtuberさんをいいなと思ったのがはじまり。そこから早1年、気付けばチャンネル登録しているVtuberさんは37名。さすがに全員は追えないので見たいものだけ厳選しながらの視聴にはなってしまうのですが、1年見続けていると自分の好き好みも分かってくるもので少しずつ自分にはこの人の配信が合うな、というのが理解できるようになってきました。

色んな人を知っていく中で、自分は所詮新参リスナーであり所謂「半年はROMれ法則」をなるべく守ろうと頑張りながら日々応援しているわけです。しかし配信者という仕事は水のように変化している職業であり(そもそもこんなテクノロジーの最先端を感じる職業はここ数年で確立されたものであるわけですし)、「推しは推せるうちに推せ」という言葉があるようにもし自分ひとりのちっぽけな応援ですら推しの力になるのであれば一日でも早く何らかの実体を持った形式で応援するのがファンの務めではないかとも思い始めました。もちろんスーパーチャットやメンバーシップは分かりやすい例ですが、しがない大学生の私には月々の支払いという意味でも限界があります。それにメンバーシップこそしっかりと応援したい気持ちが固まってからでないと入れないものかなとも思います。

そこでここに応援の形として推しの推せるポイントをツラツラ書いていこうかなと思い立ったわけなんですね。こんな辺境のブログなんて誰も読んでないというのは事実だと思います。それでもここに文字として起こすのには理由があって、今回タイトルになっている大浦るかこさんに関しては本当に知ってからまだ日が浅く偉そうに語るような立場にないんですが、それでも配信が本当に素晴らしく、例え今は浅いオタクでもこれから長く推していく中で推し始めたときの純粋な気持ちを書き記しておきたいと思ったからです。

 

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さて前置きだけで1000文字を費やしてしまいましたがここからようやく本題。

 

大浦るかこさんはVtuberの事務所、774incの中のグループ「有閑喫茶あにまーれ」に所属するVtuber

引用元: https://774inc.spwn.jp/events/AniMare

あにまーれには動物をモチーフにしたVtuberが集まっておりるかこさんはフクロウがモデル。2021年2月7日月野木ちろる、湖南みあと共にデビュー。あにまーれの中では2022年4月現在最も新しくデビューした方です。全体的に学力偏差値の低めなあにまーれの中では頭のいい部類に入っており、配信でも様々なことに興味を持って知識を披露する場面も見られます。

あにまーれに所属しておきながらどちらかというとあにまーれの(そして宗谷いちかの)一般オタクであり、オタクの心理をよく理解していることが様々な配信の節々から伝わってきます。

 

今日(昨日?)のそやさんとのコラボ配信(今までのあにまーれを振り返る配信)はリアタイしていましたがこれまた非常に面白くて、振り返り配信は古参オタクが懐かしがって喜ぶのはもちろんのこと私のような新参オタクにも優しいので非常に助かりました。

 

日々の配信としては同期3人の通称みるちーずで行うお昼のMTG、夜にある裏ラジオ、そして読書会が挙げられます(細かいことは私が話すより非公式Wikiかご本人のTwitterを見ていただく方が手っ取り早くて正確なので割愛)。

 

で、ここからがるかこさんを知ってからまだ日の浅いオタクが記事にするほどるかこさんに惹かれるポイントですね。

 

まずはその声。

とにかく落ち着く声をしており、とっても聞きやすい。Vtuberを推すきっかけって個人的にはビジュアルより声だと思うんですよね。最近私はパソコンに繋げるためのスピーカーを買ったんですがそこから聞こえるるかこさんの声は本当に心地いい。後述しますが裏ラジオなんて夜配信(なんとなくリアタイできなくてもアーカイブは夜見てます)ですが寝ようと思えばいつでも眠れるくらい耳にすんなり入ってきて安心できる声をしています。Vtuber戦国時代と言われる今、いろーーんな声のVtuberを見ていて色んな声それぞれにアイデンティティがあってすごくいいなと思いますが、るかこさんの声はとにかく好き好みが分かれない声なのではないかなと思います。

 

次に配信に対しての哲学。この項目こそ日が浅いと自白している私が偉そうに書けることじゃないとは思うんですが、それでも。

配信は配信画面や始まる前の画面などもとてもスタイリッシュですし、準備が大変なんだろうなと見ていて感じます。るかこさんの配信は(もちろん他にも頑張っている方はたくさんいらっしゃるんですが)結構下準備が大変なんじゃないかと素人ながら勘ぐってしまうような配信が多い気がしますが彼女はそれを配信でいちいち言うようなことはしていないんじゃないんでしょうか。

さらに個人的に最も面白いのがここで、Youtubeの大浦るかこのチャンネルにはメンバーシップが開設されていません。すごくしょうもない話、毎月定額のお金が入るメンバーシップもVtuberには大切な収入源だと思うのですが(もちろん実際どうなのかは私には分かりませんが)るかこさんはデビューして1年強、未だにそれを開設していません。ちょうど少し前、るかこさんの配信にはまり始めた頃「これは長く推しそうな気がするしメンバーシップってどうなってるのかな」と思って画面を端から端まで見渡しましたがどこにもメンバー登録の文字がなく困惑したのを覚えています。そこで色々調べていたところこちらの切り抜きを見つけました。

 

https://twitter.com/matsukarasu/status/1512992372879421441?s=20&t=Geern-5jAVSj-3DTFYPRIQ

 

気になった方は短いクリップなのでリンクを参照していただければと思うのですが、要は「自分にはメンバーシップ登録に見合うお返しが思いつかないから開設していない」ということらしい。個人的にはポリシーが「推しの幸せが一番」なので特に見返りがなくても全く構わないんですが、こういう配信やリスナーに対して真面目で誠実なところも非常にいいなと思うわけです。もちろんほとんどすべての配信者はリスナーを大切にしてくれているとは思うんですが、リスナーとしては配信者側が直接自分の哲学的なところを率直に話してくれるとすごく嬉しいんですよね。

 

3つ目は裏ラジオ。

私はるかこさんにはまるきっかけになったのは裏ラジオだったんですが、これは本当に面白いのでVtuberに興味がない人でも作業のお供にバックグラウンド再生でもいいから70億人全員見てほしいですね。このラジオは3つのコーナーから成り立っているのですが、そのコーナーも普通の人じゃ思いつかないような面白いもの。そしてそこにアクセントを加えるのが一癖も二癖もある普通じゃないお便りを送ってくる優秀なリスナー。そしてそれを最後においしく調理するるかこさんのトーク。コメント拾いも凄腕なのでここぞという時にクスッとくるコメントを拾って場をわかせてくれます。ラジオというとしせラジのようにリスナーのほっこり日常お便りをベースにそこからDJが面白おかしい話に展開させていくものが普通だと思っていますが(ちなみに筆者はラジオ配信が死ぬほど好きでしせラジみたいなタイプのラジオも大好きです)、裏ラジオは一味違います。

じゃあどんな面白いコーナーがあるんだよ!!!って気になったそこのあなた、自分の目で、いや耳で確かめてみてください。いやほんと、これは見て絶対損になりません。毎日いろんなことに追われて疲れているあなたに是非おすすめです。

 

他にもみるちーずのことやメンバーとの関係などいろいろと書きたいことはありますがとりあえず推しポイントを3つ挙げてみました。いつも通りブログの執筆欲は唐突で、しかもオチを考えるより先に手がキーボードに乗っかってしまうために特にオチはないつまらぬ駄文をまた世の中に誕生させてしまったなと反省する一方、この記事で一人でも多く大浦るかこというVtuberを知って応援してほしいなと思っています。あわよくばご本人に届いてほしいななんて思ったりもします。もちろん僕みたいな所詮素人の書くことなんてただの戯言であり歴戦のファンの方やそれこそご本人からしたら「は?こいつ何書いてんだ、全然ちげーよ」みたいなところもあるかもしれません。それでも、Vtuberはなかなか楽じゃない仕事と聞きます。多くの人の目に晒され意味もない評価ばかりされ毎日精神がすり減る仕事ではないかと思います。あわよくば、本当にあわよくばですが僕のこんなしょうもない小学生レベルの感想文がご本人の自己肯定感を10のマイナス100000乗くらいでも上げることに成功したのなら、リスナーとしてはこれ以上求めるものはありません。

僕は日々自分の推しが末永く、それこそ無理だと分かっていても出来ることならば自分が死ぬまで、楽しく配信をして声を聴かせてくれることを願っています。しかし僕も人間だからいつかはもしかしたらプイっと「2次元趣味なんてやーめた!」とか言ってこの趣味を辞めてしまうかもしれません(もっともそんな日は当分来そうにありませんが)。でももしそんな日が来ても自分はこんな気持ちでどんなことがしたくて何が楽しくてこの趣味をしていたのか、推しを応援していたのか、自分の中で記録を残しておきたくてこの記事を書きました。今ちょうど背景でハニワのファンサが流れています。なんだかエモーショナルですね。僕はとても感情移入しやすいタイプなのでこれからもたくさん配信を見て推しと一緒に喜怒哀楽を共にするかもしれませんが、願わくは推しの未来が「喜」に溢れていますように。

 

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後記

いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー何となく毎日暇すぎるし例のコラボが終わって午前の授業まで寝るには中途半端だったから前から少し書きたいなと思ってたものを文字起こししましたが冷静になると痛すぎる。深夜テンションとビールの勢いで書き始めたものの途中から冷静になってきてなんだかすごく痛々しく感じ始めてとっとと書き上げないとこの駄文はゴミ箱行きになることが分かっていたので勢いのまま早く書き上げました。いやーーーーーーまじで死んでも読み返したくないわこれ。まあ後で一応Twitter上げようかなと思ってますが読んでほしい気持ちと読んでほしくない気持ち半分ずつ。あとこのブログは基本的に自分の独り言なのであんまり外の界隈に向けた文章を書いてきませんでしたがいざそういう文を書くとなると気を遣うのなんの。少しのミスや失言も許されないのですごく怖いです正直。まあどうせ誰も読まないんですが。でもなんていうか、ファンアートってあると思いますが、僕は何も絵に限らないんじゃないかなと思うんです。一種文芸(と呼べるほど高尚じゃないのでこれは違うと言われればそれはそう)だってファン「アート」なのではないかな、と。だからこれは僕なりのファンアートのつもりです。え?おとなしく絵を描けって?今練習中だからあと50年待ってください...。

【終】(4879文字)