皆さんはスポーツカーやオープンカーに乗ってみたいと思ったことはありませんか?
僕はあります。元々乗り物全般が大好きだった典型的な男の子の僕は小さいころから色んな車に乗ってみることが夢でした。ベンツやBMWといった高級外車、SUVやジープ。個性的な車というのは惹かれるものがあります。そんな中でも二人乗りで車高の低いスポーツタイプは特に乗ってみたい車でした。
・・・と、いうことで
乗ってきました!!!
いつもドライブに連れていってくれる(運転は全部彼)友人から「スポーツカー乗りませんか?」というお誘いが来たのが11月(たしか)。何やらカーシェアのクーポンで安く乗れるというお話。それは是非ということで予定日に空いてる車を探したらホンダS660というクルマが借りられるとのこと。
車は全く詳しくないのでこれは聞いた話の受け売りとWikiからの知識なのですが、この車は2011年にコンセプトが発表、2015年に発売されたコンパクトスポーツ。そこそこ人気もあったようですが2022年に発売終了(何やら電気自動車化の流れが原因らしい)。
特徴としては
まず手軽にオープンカーにできるということ!!!
上の屋根をロック解除し手動で外すことでオープンになります。これが本当に簡単にできるんですわ。まあ真冬にやることなのかは疑問。
2点目としては車内がクソ狭いこと。それはもう、荷物なんて置ける場所ありません。座席の後ろは少しの隙間もなく壁、足元も普通の車より狭くまた後述の理由でトランクもないためリュックなんて持ってきた日には助手席の人が圧死してしまうことに。ドライブでアウトレットに行ってお買い物を楽しむみたいなことには全く向いてません。
ちなみに車内の写真はありません。
3点目、
エンジンが前ではなく後ろに載っていること。このため普通の車とは少し違った感覚があります。あとこれが理由でトランクは存在していません。じゃあ前のボンネットはどうなってるかって?それはまた後で(こいつまた引き伸ばすのか)。
最後、4つめ。
おもしろいところに窓が付いているところ。これは車内の空気循環を考えて設けられているらしい。こんな狭いところに、しかも横ではなくリアウィンドウがついているなんて変わった設計していると思います。にしてもこのお尻、見れば見るほど癖になる形してませんか?
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ということで、東京を出発して向かった先は茨城。この日車の予約から運転から行き先の選択まで全部友人がやってくれました。何なら寝不足で行ったため帰り道助手席で寝させてもらう始末。本当にありがとうございました。というかいつもありがとう。
下道を延々と走って最初の目的地までの間に一つ寄り道。
じゃじゃーん!!!みんな大好きセイコーマート!!!
この写真結構お気に入りです。
セイコーマート、普通のコンビニと何が違うの?って僕も思ってました。でもまず品揃えが幅広いし(この店舗にはなかったんですが)ホットシェフという店で調理した商品も出していたりします。そして本来北海道のコンビニということで少し北海道っぽいものも結構あったりします。あとたぶん安い。セイコーマートにテンションが上がった僕は
・ペペロンチーノ
・焼きうどん
・かぼちゃどら焼き
・磯辺餅
・北海道メロンモナカアイス
とかを買い込み、友人もお昼ご飯を買い込み、そして助手席の僕はとても窮屈になりましたとさ。
セコマブランドのメロンモナカ(アイス)。思ったよりちゃ~んとメロンでサイズも結構大きくておいしかったです。
そして向かった先は
こちら。2007年に廃線となった鹿島鉄道鉄道線の保存車両がいる鉾田駅保存会。ちなみに鉾田駅保存会とは言いますが実はこれは鉾田駅跡地ではなく、最初は跡地にあった保存車両を土地の返還に伴って地域の温泉施設併設の保存施設に移動したものになります(たぶんそうなはず)。
保存車両の紹介の前にお昼ご飯を公園内のベンチで食べることに。結構寒かった。
こんな景色を眺めながら
ペペロンチーノと焼きうどんをいただきました。ちなみに別に合わせたわけではないんですが偶然友人とはどっちも同じチョイスでした。これが安いしおいしいんだ。最高。
ついでにセコマブランドのかぼちゃどら焼きもいただきました。
さて、保存車両を見ていきましょうか。
この日はお色直しというか修繕中。保存会の方とも偶然お話できました。有志の方による保守・保存、車両などの所有権は市が保有という形らしい。保存鉄道が日本中にあるのはこうしてメンテナンスをおこなってくださる方々のおかげです。大変なことだらけだと思いますが、どうにか貴重な車両たちが後世まで残りますように。
キハ601。小さい頃初めて見たときから面白い顔をしている車両だなと思っていました。19m級3ドアなんと1936年製らしい。引退時は70歳越え、日本最古の気動車で唯一の戦前製気動車だったそう。見た目がそんなに古く見えないのが不思議だと思いましたがさすがに近代化改修を受けて見た目が変化しているらしい。元々国鉄の車両が鹿島参宮鉄道、関東鉄道を経て鹿島鉄道で活躍したという経歴を持っています。
電装品や台車といったマニアックなところは全然分からないのですが、分からない僕でも分かる特殊な台車。よく分かりませんが。
KR505。The レールバス。この手の車両あるあるの乗務員扉が2個しかないやつ。KR-500形は4両所属しており、それぞれ色が異なっていたものでこの505は水色。
1992年製のKR505は新潟鐵工所製。2000年代に経営破綻し現在非常に知られた新潟トランシスになる前の銘板が残っていました。
朝は曇っていましたが天候も少しずつ回復してきました。
ここでも記念写真を撮りつつここでオープンに。取り外した屋根は前のボンネット内部に収納します。ここから太平洋側に進み大竹海岸というところに向かいます。
道中の一コマ。この車、サイドミラーがなかなかに変な形をしている上に色がついています。個人的にはおしゃれだとは思うんですが縦が狭くて結構見にくそう。
で、冒頭の写真に戻るわけです。大竹海岸の駐車場で大撮影会。日もいい感じにさしてくれました。
ちなみにこの駐車場は何百台か停まれそうなくらい大きかったですがガラガラだったのでこのように自由な撮影会ができました。周囲の安全には十分に配慮しています。
ここからは帰り道。行きは常磐線に沿うような形で北上しましたがそこから海岸線を通り、霞ケ浦を跨いで千葉ニュータウンへ。印西牧の原にあるご当地「さわやか」ことフライングガーデンで夕飯を食べました。さわやかは非常に有名ですが静岡に行かないとなく、また如何せんいつも激混み。それに比べフライングガーデンは(もちろんゴールデンタイムは普通に並んでいますが)並ばずに入れることも。
そして個人的ワンポイントはこれ。ガーリックライス。ライスに税込110円足すとガーリックライスになる。これがおいしすぎてハンバーグなし、これだけで一杯食べきれます。
そして何より、ご飯がおかわり自由なのです。これのおかげでお腹いっぱい食べられます。ここから先は好みの話なのですが、僕はさわやかよりフライングガーデンの方が好みです。個人的オススメは「爆弾 山わさびソース」。結構ちゃんと辛いので辛いのが大丈夫な人向けです。ちなみに値段はちゃんと比較したらさわやかの方が若干(数十円程度)安いらしいです。
ここからはひたすら走って(走ってもらって)都心まで帰還、無事におうちに戻りましたとさ。ということで久しぶりに旅行記的なものを書いてみました。初めてのスポーツカーは最高でした。普段乗るような車とは全く感覚が違いました。地面から直に伝わる振動、狭い車内、配置が全く違う車の操作系、そして何より開放感。最初は軽自動車だし、今回はお試し程度かなとか舐めていましたが、この車、こういうドライブには最適でした。コンパクトで小回りが利くし、レギュラーガソリンを使用しているなど、サクッと借りるにはとても気が利いた車でした。
返却の頃にはすっかり愛着が湧いてしまい、また借りるものいいなと思いました。とにかく、世の中にはカーシェアで様々な車が借りられるという便利なシステムがあるのでこれからも機会を見つけてはドライブに行こうかなと思いました。
最近少し長めの記事を書きたいなとか思って書き始めては放置するというのを繰り返しており結果的に投稿頻度が下がってしまっています。頑張ってこれくらいの記事を書いていきたいと思っているので何卒よろしくお願いします。
本日もご覧いただきありがとうございました。